セマンティックWeb技術,知識処理技術,知的エージェント技術などを活用して,ネットワークを介したコミュニケーションや人々の活動を支援するシステムの実現を目指しています.
HTMLで記述された教材を対象として,機械翻訳と組み合わせることにより,教材の多言語化を支援するシステムを試作しました.本システムは 言語グリッド の機械翻訳サービスを呼び出す翻訳サーバと,教材の閲覧に使用するブラウザに導入されるプラグインから構成されます.教材作成者は翻訳対象となる部分を HTML中に指定するだけで,ブラウザ上には翻訳された文があわせて表示されます.また,翻訳精度を高めるために専門用語の対訳を翻訳サーバに登録し,受講生間で共有することも可能としています.
日本語を母語としない生徒を支援する多言語・学校プロジェクトの一環で,言語グリッドが提供する機械翻訳などの言語資源を活用して,機械翻訳と連携して多言語でチャットを行う多言語チャットシステムmixcha!を構築しました.
失語症や認知症など言語や記憶の認知機能に障害をもった方のコミュニケーションを支援するシステムに取り組んでいます.この一つとして,ビデオチャットに加えて,ブラウザを活用して遠隔地間で会話の題材となる単語や画像を共有する「指差しチャット」を試作しました.「指差しチャット」は,単に画面共有を行うだけではなく,話題データベースと連動して話題となる単語群を表示したり,質問文を提示することができるのが特徴です.さらに,会話の状態遷移モデルに基づき,会話パートナーに対して次にとるべきアクションを示唆することも行ないます.
以下は指差しチャットの動作イメージです.(デモのため本来は異なるPC画面上のブラウザを同一画面上に表示しています)
画像検索と連携できます.
「楽々自由会話」と連携できます.さらに「楽々自由会話」中の単語をもとに質問文を表示できます.
ものごとの程度を聞く質問への回答を支援する「スケールツール」です.
Google Mapとの連携の例です.